2018年06月29日 徒然日記

西池尻子ども広場 かたりべまほろば公演

 

平成30年6月20日に『神話紙芝居団かたりべまほろば』の公演を橿原市西池尻町にある「西池尻子ども広場」にて行いました。

当日は雨が強く降っていたので、見に来てもらえるか不安でした。しかし会場にはたくさんの子供達や、親御さん達がいて皆楽しみにしていたようでした。公演は子供達が中心であったので、演目は『やまたのおろち』・『稲羽の白うさぎ』とし、よりわかりやすいように声も大きく、感情をはっきり表して演じるように心掛けました。その甲斐もあって皆興味深く見てもらい、途中子供達の声も聞こえてきましたが、話をよく聞いてくれていると感じられる内容のものでした。また、数を数える場面でも一緒になって数えてくれる子供達もいたのでうれしい気持ちになりました。公演後に楽しかったかと聞いてみると「楽しかったー」という声をもらい、よい公演になったと改めて感じることができました。

その後先方の役員の方々とお話をし、神話に興味を持っておられて、またお願いするかもというお言葉も頂けたので団の今後にさらなる励みになる公演となりました。

2018年06月01日 徒然日記

神道青年全国協議会 中央研修会

去る3月7日・8日の2日間にわたり、長崎県佐世保市 ハウステンボス内「JRAゲルックホール」に於いて、神道青年全国協議会 中央研修会が開催されました。今回の研修の主題は「地方創生―消滅可能性集落と神社の爾今を考えへる」となっており、全国各地から約350名もの青年神職が集いました。7日の第一講では地方創世の第一線で奮闘されておられる衆議院議員 石破茂先生に「地方創生概観」とういう題目でご講演賜りました。第二講ではパネルディスカッションにて皇學館大学の櫻井治男先生、内閣府の芝沼隆太先生、長崎県神社庁副庁長の吉村正徳先生3名が「集落と神社の今後の可能性」という題目でお話しくださりました。夜は懇親会があり、その冒頭では国重要無形文化財の壱岐神楽をご披露頂きました。8日の第三講では地元長崎県出身である㈱ジャパネットたかた創業者の髙田明先生に「今を生きる」という題目でご講演頂きました。

どの先生方もわかりやすく丁寧に我々日本人が直面している問題の重要性をお話し下さりました。我々、青年神職が神社と地域に可能性を見出し、伝統を守りつつ時代に即しながら地方創生という大きな課題に取り組んで行かなければならないと感じた二日間となりました。

また、1日目懇親会終了後には平成24年より姉妹神青の関係にある宮崎県神道青年会の方々との交流会をハウステンボス内 BBQテラス コリーダにて行いました。貴重な交流の機会にお互いの近況等報告しながら和気藹々とした雰囲気の中親睦を深めることができました。